はんぱログ

中途半端にいろいろ手を出してしまうので逆にいろいろ書けていいかなと思いたい。

大好きな"Live from London"で英語をやりなおし中♪ (絶版本)

日本人なまりのない、自然な英語を話せるようになりたかった私が聞きまくったCDブック、"Live from London"。タイトルですぐわかるかと思いますが、イギリス英語です。

Live from London (2003, ジャパンタイムズ編)

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ロンドンでの本物の会話がたくさん収録されています。

買い物の場面やホテルの客室案内、観光地のPRや方言についての会話などなど盛りだくさん! 機内アナウンスやロンドンの地下鉄の音、語学留学生への注意事項やナショナルトラストの紹介なども入ってます。

リズム感あふれる超速英語も、なまった英語も、どもりや言いまちがいも、ふたり同時に話してる場面も、全部含めてリアルな英語が聞ける珍しい教材です。日本語が一切入ってないのもいい!

イギリスやヨーロッパに興味がある人、留学やワーホリに行きたい人にピッタリです。

そんな大好きな本なのですが、だいぶ前に絶版になってしまったようです。2003年に発売されたので仕方ないけど..そのうち"Live from London 2"を出版してくれないかなぁ..と思ってます。

(アメリカに興味がある人は、同じ出版社で"Live from N.Y."と"Live from N.Y. II"が出ているのでそちらのほうがいいのですが、同じく絶版のようです。)

感情でリズムやイントネーションが変わる!

私の場合は音声から英語を学ぶのが好きだったので、他にもたくさんCDブックは持っていますが、これが一番好きでした。イギリス英語のクリアな話し方が好きなのと、まるでロンドンにいるかのような気分にさせてくれるので、本当にいつも聞いていました。

最近はあまり聞くことのなかったこのCDを、きのうから聞くようにしています。英語やりなおし宣言をしたので、やらなきゃ!という気持ちが自然と出てきました。(とはいえ平日は聞くだけになりそうですが..。)

久しぶりに聞いて、改めてこのCDのいいところを実感。作られた教材じゃないから、リズムやイントネーションがとても感情豊か! 会話のかけひきなんかも、日本人同士の場合とはまったく違うのです。特に店員と客のやりとりが面白い。

英語のネイティブスピーカーが話すとき、どんなときに声が高くなるか、わかりますか? 場面や状況がわかる、ある程度の長さの自然な会話を何度も聞くことによって、声の主がどんな感情なのか理解しやすくなるのです。

そういった、授業では教えてくれない、会話をうまく運ぶためのヒントが満載。勉強があまり好きじゃない私が言うのもなんですが、勉強してるだけじゃいつまでたっても自然な会話はできないよって声を大にして言いたい!

ここまでオススメしておきながら、絶版なので入手するなら古本になります。(さきほど見てみたら、アマゾンで中古が9点、新品が1点出ていました。)

あとアマゾンのレビューにもありますが、これで発音練習する場合、人を選ぶ必要があるのに注意。なまりがあるのは悪いことではないし、山形弁を話す外国人タレントもいますが、イギリスにはまだ階級も残っているのでそのへん注意したほうがいいです。

最後に

ちなみに私の英語はどうなのかというと、日本人英語だと言われたことは一度もありませんが(まぁ日本人にわざわざ指摘しない)、ドイツ語なまりがあると言われたことが2回も..。ナンテコッタ。

ただ、英語もドイツ語も最近はまったく話すことがなかったので、いまは口の筋肉が衰えて日本人英語になっていると思われます。早急に筋トレが必要かもしれません..。

英語力が落ちすぎて支障が出ています..。やりなおし宣言!

いまインドネシア語と日本語のランゲージエクスチェンジをしています。

インドネシア語については、正しい発音をいちいち確認しながらマイペースに進んでいます。

日本語はなるべく日本語だけ(直接法)で教えているのですが、エクスチェンジパートナーMくんの日本語がまだちょっとカタコトなので、やっぱり英語が必要なときもあります。母語や既習言語で理解したがる気持ちも、わかります。

英語は以前、相当勉強していました。TOEICだけじゃなくて英語圏で通用する試験も複数受けました。ほぼ独学でリスニング、発音、文法、ランゲージエクスチェンジと、自分で言うのもアレですが、頑張っていたなぁ..と思います。

ただ、ここ何年かまったく使っていなかったので、日本語について説明するときに英語の基本的な語彙さえ出てこなくなってしまいました。まずい。何よりも、Mくんに申し訳ない..。

もともと上級になれそうでなれない程度の英語力でしたが、坂を転がるように落ちていくとはこのこと。これ以上気づかないふりはできなくなってきました。

ちょうど4月だし、何か始めるにはちょうどいい時期です。そして、やらなきゃいけない環境を作るのも戦略のひとつ。

ということで、インドネシア語も超低速で勉強しながらですが、英語、やりなおします!

やる気にさせてくれたMくんに感謝。

インドネシア語レッスンまとめ(2)

インドネシア語のランゲージエクスチェンジ、2回目です。前回に引き続き、文法モジュールの徹底実力養成コースLesson1を勉強しました。

東外大言語モジュール|インドネシア語

前回のレッスンはこちら。

Lesson1 文の基本構造

Step3 非名詞文(動詞文や形容詞文など)

動詞文

動詞文とは、述語の中心要素が動詞からなる文のことです。

Dia pergi.
彼or彼女/行く

Mereka belajar bahasa Jepang.
彼らor彼女ら/学ぶ/言語/日本

Saya memakai kacamata.
私/着用する/メガネ

動詞文の否定は、否定の語「〜ない」”tidak”が主語と動詞の間に入ります。

Dia tidak pergi.
彼or彼女/〜ない/行く

Mereka tidak belajar bahasa Jepang.
彼らor彼女ら/〜ない/学ぶ/言語/日本

Saya tidak memakai kacamata.
私/〜ない/着用する/メガネ

形容詞文

形容詞文とは、述語の中心要素が形容詞からなる文のことです。

Kamar ini bersih.
部屋/この/きれい

形容詞文の否定も、動詞文と同じで、否定の語「〜ない」”tidak”が主語と形容詞の間に入ります。

Kamar ini tidak bersih.
部屋/この/〜ない/きれい

前置詞句を述語とする文

特に話しことばでは、前置詞句だけで述語となることがしばしばあります。とりわけ場所・位置や方向を表す前置詞(di「~で」,ke「~へ」,dari「~から」)は、前置詞句が述語となる文としてよく用いられます。よりフォーマルな文体では、その前置詞句で述べようとする内容に適当な動詞を用います。

要するに、動詞が省略されることあるよーってことですね。上記の”di”は日本語だと「〜で」「〜に」の両方にあたることに注意。

“di”「〜で、〜に」

Teman saya itu di Jakarta.
友達/私の/その/(いる)/〜に/ジャカルタ

Teman saya itu tinggal di Jakarta.
友達/私の/その/住んでいる/〜に/ジャカルタ

Teman saya itu berlibur di Jakarta.
友達/私の/その/休日を過ごす/〜で/ジャカルタ

“ke”「~へ」

Ayah saya ke kantor pos.
父/私の/(行く)/~へ/郵便局

Ayah saya pergi ke kantor pos.
父/私の/行く/~へ/郵便局

Ayah saya tidak ke kantor pos.
父/私の/〜ない/(行く)/~へ/郵便局

“dari”「~から」

Saya dari Tokyo.
私/(来る)/~から/東京

Saya datang dari Tokyo.
私/来る/~から/東京

Saya berasal dari Tokyo.
私/出身である/~から/東京
※”berasal”は「出身である、出てくる」のような意味の動詞です。英語の”be originated”に近いとのこと。
※Mくん(ランゲージエクスチェンジパートナー)によると、この表現はあまり使わないそうです。

Step4 《主語》《述語》とその語順

基本的には【主語→述語】の順ですが、実際の会話では【述語→主語】も使われるので、イントネーションが大事とのこと。

【主語→述語】

Step2でも触れましたが、基本的な文のイントネーションです。

イントネーションは《主語》の末尾で大きく上がり、《述語》では大きく盛り上がったのちに極端に下がる

Itu buku saya.
それ/本/私の
→それは私の本です。

Saya tinggal di Bali.
私/住む/〜に/バリ
→私はバリに住んでいます。

Adik saya akan pergi ke Bali.
弟or妹/私の/でしょう/行く/〜へ/バリ
→私の弟(妹)はバリへ行くでしょう(行きます)。
※”akan”は未来を表す語で、英語の”will”のような感じだそうです。

【述語→主語】

述語を強調したいときなどに、述語が先にくる文です。日本語でもときどきこういう言い方をしますね。

イントネーションは先行する《述語》の中で大きく盛り上がったのちに極端に下がりますが、完全に下がりきらず、あとに続く《主語》ではさほど極端に上がらずに文末へ向かって下がっていく

Itu, buku saya.
それ/、/本/私の
→それです、私の本は。

Tinggal di Bali, saya.
住む/〜に/バリ/、/私
→バリに住んでいます、私は。

Akan pergi ke Bali, adik saya.
でしょう/行く/〜へ/バリ/、/弟or妹/私の
→バリへ行くでしょう(行きます)、私の弟(妹)は。

最後に 

Lesson1が終わりました。意外なことに、習っているときの感覚は英語やドイツ語に近いです。文字も見慣れたアルファベットだし。

インドネシアはオランダなどの植民地だったので、その影響があるのかもしれません。

オランダといえばフェルメールミッフィーオランダ語といえば「英語とドイツ語の中間」のようなことば。オランダを旅行したときには、地図や表示の意味がなんとなくわかってしまうという不思議な感覚に陥りました。

レッスンで出てきた単語をちょっと調べてみたら、オランダ語と似ているものがありました。部屋"kamar"は"kamer"、オフィス"kantor"は"kantoor"というオランダ語からきていると思われます。

とにかく、インドネシア語なかなか面白いです! ランゲージエクスチェンジだから、ゆっくり自分のペースでできるのもいいです。