はんぱログ

中途半端にいろいろ手を出してしまうので逆にいろいろ書けていいかなと思いたい。

インドネシア語レッスンまとめ(2)

インドネシア語のランゲージエクスチェンジ、2回目です。前回に引き続き、文法モジュールの徹底実力養成コースLesson1を勉強しました。

東外大言語モジュール|インドネシア語

前回のレッスンはこちら。

Lesson1 文の基本構造

Step3 非名詞文(動詞文や形容詞文など)

動詞文

動詞文とは、述語の中心要素が動詞からなる文のことです。

Dia pergi.
彼or彼女/行く

Mereka belajar bahasa Jepang.
彼らor彼女ら/学ぶ/言語/日本

Saya memakai kacamata.
私/着用する/メガネ

動詞文の否定は、否定の語「〜ない」”tidak”が主語と動詞の間に入ります。

Dia tidak pergi.
彼or彼女/〜ない/行く

Mereka tidak belajar bahasa Jepang.
彼らor彼女ら/〜ない/学ぶ/言語/日本

Saya tidak memakai kacamata.
私/〜ない/着用する/メガネ

形容詞文

形容詞文とは、述語の中心要素が形容詞からなる文のことです。

Kamar ini bersih.
部屋/この/きれい

形容詞文の否定も、動詞文と同じで、否定の語「〜ない」”tidak”が主語と形容詞の間に入ります。

Kamar ini tidak bersih.
部屋/この/〜ない/きれい

前置詞句を述語とする文

特に話しことばでは、前置詞句だけで述語となることがしばしばあります。とりわけ場所・位置や方向を表す前置詞(di「~で」,ke「~へ」,dari「~から」)は、前置詞句が述語となる文としてよく用いられます。よりフォーマルな文体では、その前置詞句で述べようとする内容に適当な動詞を用います。

要するに、動詞が省略されることあるよーってことですね。上記の”di”は日本語だと「〜で」「〜に」の両方にあたることに注意。

“di”「〜で、〜に」

Teman saya itu di Jakarta.
友達/私の/その/(いる)/〜に/ジャカルタ

Teman saya itu tinggal di Jakarta.
友達/私の/その/住んでいる/〜に/ジャカルタ

Teman saya itu berlibur di Jakarta.
友達/私の/その/休日を過ごす/〜で/ジャカルタ

“ke”「~へ」

Ayah saya ke kantor pos.
父/私の/(行く)/~へ/郵便局

Ayah saya pergi ke kantor pos.
父/私の/行く/~へ/郵便局

Ayah saya tidak ke kantor pos.
父/私の/〜ない/(行く)/~へ/郵便局

“dari”「~から」

Saya dari Tokyo.
私/(来る)/~から/東京

Saya datang dari Tokyo.
私/来る/~から/東京

Saya berasal dari Tokyo.
私/出身である/~から/東京
※”berasal”は「出身である、出てくる」のような意味の動詞です。英語の”be originated”に近いとのこと。
※Mくん(ランゲージエクスチェンジパートナー)によると、この表現はあまり使わないそうです。

Step4 《主語》《述語》とその語順

基本的には【主語→述語】の順ですが、実際の会話では【述語→主語】も使われるので、イントネーションが大事とのこと。

【主語→述語】

Step2でも触れましたが、基本的な文のイントネーションです。

イントネーションは《主語》の末尾で大きく上がり、《述語》では大きく盛り上がったのちに極端に下がる

Itu buku saya.
それ/本/私の
→それは私の本です。

Saya tinggal di Bali.
私/住む/〜に/バリ
→私はバリに住んでいます。

Adik saya akan pergi ke Bali.
弟or妹/私の/でしょう/行く/〜へ/バリ
→私の弟(妹)はバリへ行くでしょう(行きます)。
※”akan”は未来を表す語で、英語の”will”のような感じだそうです。

【述語→主語】

述語を強調したいときなどに、述語が先にくる文です。日本語でもときどきこういう言い方をしますね。

イントネーションは先行する《述語》の中で大きく盛り上がったのちに極端に下がりますが、完全に下がりきらず、あとに続く《主語》ではさほど極端に上がらずに文末へ向かって下がっていく

Itu, buku saya.
それ/、/本/私の
→それです、私の本は。

Tinggal di Bali, saya.
住む/〜に/バリ/、/私
→バリに住んでいます、私は。

Akan pergi ke Bali, adik saya.
でしょう/行く/〜へ/バリ/、/弟or妹/私の
→バリへ行くでしょう(行きます)、私の弟(妹)は。

最後に 

Lesson1が終わりました。意外なことに、習っているときの感覚は英語やドイツ語に近いです。文字も見慣れたアルファベットだし。

インドネシアはオランダなどの植民地だったので、その影響があるのかもしれません。

オランダといえばフェルメールミッフィーオランダ語といえば「英語とドイツ語の中間」のようなことば。オランダを旅行したときには、地図や表示の意味がなんとなくわかってしまうという不思議な感覚に陥りました。

レッスンで出てきた単語をちょっと調べてみたら、オランダ語と似ているものがありました。部屋"kamar"は"kamer"、オフィス"kantor"は"kantoor"というオランダ語からきていると思われます。

とにかく、インドネシア語なかなか面白いです! ランゲージエクスチェンジだから、ゆっくり自分のペースでできるのもいいです。